Q.077電気代・自家消費

自家消費とは?なぜ得になる?

公開日  運営:太陽光発電の疑問100運営事務局

自家消費は、太陽光で発電した電気を売らずに家で使うことです。家で使った分は電力会社から買わずに済むので、その分の電気代(電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金)がかかりません。売電価格が買う電気より安い今は、1kWhを売るより、1kWhを使うほうが得になりやすくなっています。

余った電気だけが売られる

発電した電気はまず家で使われ、余った分が電力網へ流れて売電になる。足りないときは電力会社から買う 家で使う(自家消費)余りを売る足りない分を買う発電電力網
発電した電気はまず家で使われ、余った分が電力網へ流れて売電になる。足りないときは電力会社から買う

家庭用の太陽光(10kW未満)は「余剰売電」です。発電した電気は、まず家の中で使っている家電に流れ、使い切れなかった分だけが電力会社に売られます。夜や雨の日など足りないときは、いつもどおり電力会社から買います。

売るより使うほうが得な理由

1kWhの行き先手に入るお金・浮くお金
売る(1〜4年目)24円
売る(5〜10年目)8.3円
売る(卒FIT後、国の想定)10.0円前後
家で使う(国の委員会が置く便益)27.45円

国の調達価格等算定委員会は、住宅用の自家消費1kWhあたりの便益を27.45円としています。2026年度の認定の場合、最初の4年は売っても24円なので差は小さいですが、5年目からは使うほうが1kWhあたり約19円も得になります。

※ 実際の便益は、あなたの家が電気を買う単価で決まります。電気料金の明細で確かめましょう(自家消費1kWhの価値はいくら?)。

どれくらい自家消費している?

国の委員会が集めたデータでは、住宅用太陽光の発電量のうち売っている割合は平均64.8%(中央値60.7%)でした。つまり、平均的な家は発電した電気の3分の1ほどを家で使っていることになります。昼に家にいる時間が長い家、昼に家電を動かす工夫をしている家ほど、この割合が高くなります。

自家消費を増やす方法

出典:調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」(2026年2月5日)、資源エネルギー庁「買取価格・期間等」。

↑