再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)は、FIT・FIP制度で再エネの電気を買い取る費用を、電気を使う人みんなで負担するお金です。電力会社から買った電気の量(kWh)に単価をかけて、電気料金と一緒に請求されます。太陽光をつけた家も、買った電気には賦課金がかかりますが、自家消費した分は買っていないのでかかりません。
しくみ
FIT制度では、電力会社が再エネの電気を決められた価格で買い取ります。この買い取りの費用の一部を、電気を使う人が使った量に応じて負担しているのが再エネ賦課金です。単価は国が年度ごとに決め、全国一律です。
計算方法
再エネ賦課金 = 電力会社から買った電気の量(kWh)× 賦課金の単価
| 年度(適用期間) | 単価 | 月400kWhの家の負担 |
|---|---|---|
| 2025年度(2025年5月検針分〜2026年4月検針分) | 3.98円/kWh | 月1,592円・年19,104円 |
| 2026年度(2026年5月検針分〜2027年4月検針分) | 4.18円/kWh | 月1,672円・年20,064円 |
太陽光をつけると賦課金はどう変わる?
- 自家消費した分:電力会社から買わないので、賦課金はかかりません。
- 夜など買った分:これまでどおり賦課金がかかります。
- 売った分:売電収入として受け取るだけで、賦課金とは関係ありません。
たとえば自家消費で月100kWhの購入が減れば、2026年度の単価なら賦課金は月418円減ります(例の値)。自家消費の価値には、この賦課金の分も含まれています(自家消費1kWhの価値はいくら?)。
自分の負担額を知るには
電気料金の明細(検針票やWeb明細)に「再エネ発電賦課金」などの名前で金額が書かれています。再エネ賦課金の計算で、使用量から年額を計算することもできます。
出典:経済産業省「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2026年度以降の買取価格等と2026年度の賦課金単価を設定します」(2026年3月19日)、経済産業省 報道発表(2025年3月21日)。