Q.172卒FIT・撤去・住み替え

卒FITとは?10年たったらどうなる?

公開日  運営:太陽光発電の疑問100運営事務局

卒FITは、住宅用太陽光の固定価格での買取期間(10年)が終わることです。終わったあとは、国が決めた価格での買い取りはなくなり、①売電先と新しく契約して売る ②蓄電池などで自分で使うのどちらか(または組み合わせ)を選びます。満了の前に、買い取っている電力会社からお知らせが届きます。

いつ卒FITになる?

住宅用太陽光の買取期間は10年です。余った電気の買い取り制度は2009年に始まったため、2019年11月以降、順に満了を迎えています。買取期間は契約ごとではなく発電設備ごとに数えるので、お知らせに書かれた「買取開始年月」が、自分の契約を始めた年月と違うこともあります(FITの10年間はいつから数える?)。

設置から卒FITまでの流れ。満了の前にお知らせが届き、それまでに次の売り方を決める 設置・売電開始FITの10年が始まる5年目(階段型は価格が下がる)満了の数か月前お知らせが届く満了=卒FIT次の契約に切り替え満了までに:買取先を比べて契約
設置から卒FITまでの流れ。満了の前にお知らせが届き、それまでに次の売り方を決める

卒FIT後の選択肢

選択肢内容
今の電力会社に売り続ける今の買取事業者の卒FIT向けメニューで契約する
別の事業者に売る小売電気事業者などと新しく契約して売る(相対・自由契約)
自家消費を増やす蓄電池・電気自動車・エコキュートなどと組み合わせて家で使う

くわしくは卒FIT後の選択肢は?で比べています。

何もしないとどうなる?

資源エネルギー庁が掲載している電力会社の案内では、本来、どの事業者とも買取契約がない場合は、発電した電気が電力網に流れないようにする必要があります。ただし国の要請による当面の措置として、低圧で連系している家は送配電事業者との「特例契約」とみなされ、発電を続けられます。

特例契約では、電気を流しても買い取りはなく、お金は支払われません。卒FIT後に何も手続きをしないと、余った電気をただで渡している状態になります(卒FIT後に何もしないとどうなる?)。

卒FIT前にやること

  1. 届いたお知らせで満了の時期を確認する
  2. 今の電力会社と、ほかの事業者の卒FIT向け買取価格を比べる(卒FIT後の買取価格はいくら?)
  3. 電気を買う側の契約もあわせて見直す(セットで買取価格が上がるメニューもある)
  4. 蓄電池などで自家消費を増やすかを考える
  5. 決めた事業者と満了までに契約する(手続きに時間がかかることがある)

セールスに注意

資源エネルギー庁は、卒FITに関して「○○が一番お得!」「○○しなければ損をする」といったセールストークに注意するよう呼びかけています。蓄電池をすすめられたときは、その場で決めず、費用と効果を自分で計算してから判断しましょう(卒FITで蓄電池を入れるべき?)。

出典:資源エネルギー庁「どうする?ソーラー」、資源エネルギー庁 掲載資料「買取期間満了のお知らせ」(関西電力)。

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