卒FIT後の買取価格は、電力会社などが自由に決めています。国の調達価格等算定委員会が2025年12月時点の買取メニューを調べたところ、平均10.0円/kWh、中央値9.5円/kWhでした。委員会は、2026・2027年度に設置する太陽光についても、買取期間終了後の売電価格を10.0円/kWhと想定しています。
年間の売電収入の目安
| 1年に売る量 | 8円/kWh | 10円/kWh | 12円/kWh |
|---|---|---|---|
| 2,000kWh | 16,000円 | 20,000円 | 24,000円 |
| 3,000kWh | 24,000円 | 30,000円 | 36,000円 |
| 4,000kWh | 32,000円 | 40,000円 | 48,000円 |
1円/kWhの違いは、年3,000kWh売る家で年3,000円の差です。売る量は、FIT期間中の「売電電力量のお知らせ」や電力会社のWeb明細で確かめられます。
比べるときのポイント
- 条件付きの価格:電気を買う契約とセットにすると上乗せされる、ポイントで還元される、などの条件を確認
- 買う電気の料金:買取価格が高くても、買う電気の料金が上がれば家計全体では損になることもある
- 契約期間と解約:期間の縛りや解約金の有無
- 支払い方法:振込・電気料金からの差し引き・ポイントなど
- 事業者の登録:資源エネルギー庁のサイトに卒FITの買取事業者の一覧があります
売る価格と買う価格の差に注目
卒FIT後は、売る価格(10円前後)と買う価格の差が大きくなります。家で使える電気は売らずに使い、それでも余る分を売る、という考え方が基本です(売電と自家消費の損益分岐はどこ?)。
出典:調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」(2026年2月5日)、資源エネルギー庁「どうする?ソーラー」。