出力制御は、電気の使う量より発電量が多くなりそうなときに、電力会社が太陽光などの発電を一時的に抑えるしくみです。電気は使う量と発電する量をいつも同じにする必要があるためです。住宅用(10kW未満)について、東京電力パワーグリッドは「当面の間、出力制御対象外」としています。扱いは電力会社のエリアや契約の時期で異なるので、自分の家の条件を確かめましょう。
なぜ出力制御が必要?
電気は、使う量と発電する量が同じでないと周波数が乱れ、最悪の場合は大きな停電につながります。冷暖房をあまり使わない春や秋の晴れた昼は、太陽光の発電が多いのに使う量が少なく、電気が余りやすくなります。そのとき、火力発電を減らす、揚水発電で電気をためる、ほかの地域へ送る、といった対策をしても余る場合に、太陽光などの出力を抑えます。
家の太陽光はどうなる?
- 東京電力パワーグリッド管内:10kW未満は当面の間、出力制御の対象外(2025年7月の更新時点)
- ほかのエリア:各電力会社(送配電事業者)の案内で確認する
- 出力制御の対象になった場合は、出力制御の機能があるパワコンの設置が必要になる可能性があると案内されています
出力制御に備えるなら
昼の電気を家で使う(自家消費)ほど、出力制御の影響を受けにくくなります。蓄電池やエコキュートの昼の沸き上げは、DR(デマンドレスポンス)として電力の需給を助ける使い方にもなります(DRとは?)。