Q.110業者選び・契約・トラブル

「点検が義務化された」と言われたら?(点検商法)

公開日  運営:太陽光発電の疑問100運営事務局

その場で契約せず、まず設置した販売店やメーカーに点検が必要か確かめましょう。国民生活センターによると、「太陽光の点検は義務化された」「無料で点検する」と勧誘され、高額な洗浄やコーティングを契約させられる相談が2024年度は613件と急増しています。点検の義務の有無は、FIT・FIP制度を使っているかや出力などで異なります。

相談件数の推移

太陽光発電システムの点検商法に関する相談件数(国民生活センター PIO-NET)。2022年度から急増 57件201759件201853件201962件202090件2021154件2022304件2023613件2024
太陽光発電システムの点検商法に関する相談件数(国民生活センター PIO-NET)。2022年度から急増
年度20172018201920202021202220232024
件数5759536290154304613

よくある手口

  • 「法律で点検が義務化された」と言って訪問・電話してくる
  • 「無料で点検します」と言い、ドローンなどで撮影して「異常がある」と伝える
  • サーモカメラの画像で「赤くなっている=危ない」と不安をあおる
  • パネルの洗浄やコーティングなど、高額な契約をその場で迫る

国民生活センターが紹介した事例では、80歳代の女性が「点検が義務化された」と言われて無料点検を受け、洗浄とコーティングで約40万円の契約をしていました。

言われたときの対処法

  1. その場で契約しない。「家族と相談する」と伝えて帰ってもらう
  2. 設置した販売店・施工業者・メーカーに確認する。点検が必要か、どこに頼めばよいか
  3. 点検やメンテナンスを頼むなら、複数社から見積もりを取って比べる
  4. 契約してしまったら、クーリング・オフを検討する(訪問販売は8日間。クーリング・オフできる?)
  5. 不安があれば消費者ホットライン「188」に電話する

太陽光発電協会(JPEA)や日本電機工業会(JEMA)も、点検に関する注意喚起を出しています。点検は大切ですが、頼む先とタイミングは自分で選びましょう(点検の頻度は?)。

出典:国民生活センター「太陽光発電システムの点検商法が急増!」(2025年6月4日、9月22日更新)。

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