その場で契約せず、まず設置した販売店やメーカーに点検が必要か確かめましょう。国民生活センターによると、「太陽光の点検は義務化された」「無料で点検する」と勧誘され、高額な洗浄やコーティングを契約させられる相談が2024年度は613件と急増しています。点検の義務の有無は、FIT・FIP制度を使っているかや出力などで異なります。
相談件数の推移
| 年度 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 件数 | 57 | 59 | 53 | 62 | 90 | 154 | 304 | 613 |
よくある手口
- 「法律で点検が義務化された」と言って訪問・電話してくる
- 「無料で点検します」と言い、ドローンなどで撮影して「異常がある」と伝える
- サーモカメラの画像で「赤くなっている=危ない」と不安をあおる
- パネルの洗浄やコーティングなど、高額な契約をその場で迫る
国民生活センターが紹介した事例では、80歳代の女性が「点検が義務化された」と言われて無料点検を受け、洗浄とコーティングで約40万円の契約をしていました。
言われたときの対処法
- その場で契約しない。「家族と相談する」と伝えて帰ってもらう
- 設置した販売店・施工業者・メーカーに確認する。点検が必要か、どこに頼めばよいか
- 点検やメンテナンスを頼むなら、複数社から見積もりを取って比べる
- 契約してしまったら、クーリング・オフを検討する(訪問販売は8日間。クーリング・オフできる?)
- 不安があれば消費者ホットライン「188」に電話する
太陽光発電協会(JPEA)や日本電機工業会(JEMA)も、点検に関する注意喚起を出しています。点検は大切ですが、頼む先とタイミングは自分で選びましょう(点検の頻度は?)。