シミュレーションは前提の数字しだいで結果が大きく変わります。1kWあたりの年間発電量、売電の割合、電気の単価、劣化、維持費の5つの前提を書いてもらい、国の算定委員会の数字などと比べて、甘すぎないかを確かめましょう。
前提を比べる目安
| 前提 | 国の資料の数字 | 注意 |
|---|---|---|
| 1kWあたりの年間発電量 | 設備利用率13.7%(約1,200kWh)。JPEAの資料では約1,000kWh | 地域・向き・影で変わる。大きすぎないか |
| 売電の割合 | 実績平均64.8% | 暮らし方で変わる |
| 電気の単価 | 自家消費の便益27.45円/kWh | 将来の値上がりを大きく見込んでいないか |
| 維持費 | 想定 3,000円/kW/年 | 0円になっていないか |
| 卒FIT後の売電価格 | 平均10.0円/kWh | FITの価格が続く前提になっていないか |
確かめ方
- シミュレーションの前提を書面で出してもらう
- 複数社のシミュレーションの「1kWあたりの年間発電量」を比べる
- 自分でも計算ツールで試算する(発電量・売電収入・回収年数)
- パワコン交換・劣化が入っているかを確かめる
国民生活センターは、家庭用蓄電池の勧誘について「自家消費が売電より必ず経済的とは限らない」と注意しています。シミュレーションは約束ではないことを覚えておきましょう。