kW(キロワット)は電気の「力の大きさ(出力)」、kWh(キロワットアワー)は電気の「量」です。kWの力で何時間使ったか(発電したか)を掛けるとkWhになります。たとえば1kWの力で2時間使えば2kWhです。太陽光なら「5kWのパネルで年6,000kWh発電」、蓄電池なら「出力3kW・容量10kWh」のように使い分けます。
水道で例えると
kW(出力)
蛇口から出る水の勢い。一度にどれだけの家電を動かせるか
kWh(電力量)
バケツにたまった水の量。電気料金や売電収入はこの量で計算する
太陽光での使われ方
- パネルの容量(kW):晴れた日にどれだけの力で発電できるかの目安。「5kWのシステム」など
- 発電量(kWh):1年・1か月・1日に発電した電気の量。売電収入や電気代の節約はこれで決まる
- 目安:太陽光発電協会の資料では、1kWあたり年間約1,000kWh(真南・傾斜30度の場合)。国の委員会の想定(設備利用率13.7%)では約1,200kWh(発電量の目安の計算)
蓄電池での使われ方
- 容量(kWh):ためられる電気の量。停電のとき何時間使えるかに関わる(容量は何kWhを選べばいい?)
- 出力(kW):一度に出せる電気の力。電子レンジとドライヤーを同時に使えるかなどに関わる(出力(kW)はなぜ大事?)
家電の消費電力で計算してみる
| 使い方(例) | 計算 | 電力量 |
|---|---|---|
| 1,000Wのドライヤーを15分 | 1kW × 0.25時間 | 0.25kWh |
| 100Wのテレビを5時間 | 0.1kW × 5時間 | 0.5kWh |
| 500Wの家電を2時間 | 0.5kW × 2時間 | 1kWh |
※ 1kW=1,000W。消費電力は家電の銘板や取扱説明書で確認できます。