国の調達価格等算定委員会の調査では、新築住宅に2025年に設置された太陽光の費用は、平均で1kWあたり28.9万円(中央値29.4万円)でした。4kWなら約116万円、5kWなら約145万円が目安です。既築住宅(今ある家に後から載せる)も「やや低下傾向」とされていますが、屋根の状態や足場の有無で上下します。
kW数ごとの総額の目安
| 容量 | 平均28.9万円/kWで計算 | 2026年度の国の想定値25.5万円/kWで計算 |
|---|---|---|
| 3kW | 約86.7万円 | 約76.5万円 |
| 4kW | 約115.6万円 | 約102万円 |
| 5kW | 約144.5万円 | 約127.5万円 |
| 6kW | 約173.4万円 | 約153万円 |
| 7kW | 約202.3万円 | 約178.5万円 |
※ 1kWあたりの単価×容量で出した目安です。実際の見積もりは屋根の形や工事の内容で変わります。
費用に含まれるもの
- 太陽光パネル(太陽電池モジュール)
- パワーコンディショナ(直流を家で使える交流に変える機器。パワコンとは?)
- 架台・金具(パネルを屋根に固定する部材)
- 接続箱・ケーブル・発電モニター
- 工事費(取り付け・電気工事・足場)
- 申請の代行(国の事業計画認定、電力会社への接続の申し込み)
見積もりで「一式」とまとめられている場合は、これらが含まれているか項目ごとに確かめましょう(見積書の内訳はどう見る?)。
費用が高くなる要因・安くなる要因
高くなりやすい
屋根の形が複雑、急な勾配、3階建てで足場が大きい、屋根の補修が必要、高効率のパネル、容量が小さい(1kWあたりの工事費が割高)
安くなりやすい
新築で建てるときに一緒に載せる、屋根が大きく単純な形、足場を外壁塗装などと共用できる、容量が大きい
維持費も忘れずに
国の委員会は、住宅用の運転維持費を1kWあたり年3,000円と想定しています(集めたデータの実績平均は1,045円)。点検費用のほか、使っている間にパワコンの交換も必要になります(太陽光の維持費は年間いくら?)。
相場より高い見積もりのときは
1kWあたりの価格が平均より大きく高い場合は、理由を聞きましょう。屋根の補修や高効率パネルなど納得できる理由があればよいですが、「今日決めれば安くする」と急がせる業者には注意が必要です(高すぎる見積もりを見分けるには?)。複数社の見積もりを比べるのが一番確実です。